「舟帝」という競艇予想サイトがあり、既に存在している「舟王」とネーミングが似ていますが、この2サイトは全くもって別運営でした。
今回の「舟帝」を運営している会社は特定商取引法に基づく表記によると「株式会社 常昇社」でした。

「株式会社 常昇社」というと競艇予想サイトを量産が非常に目立つ会社なので、聞いたことがあるという方も少なからずいるでしょう。
元々は競馬予想サイトの量産をしていた会社で、事業拡大の為か近年競艇予想サイトのリリースが目立っています。

グループサイトと言える会社として「株式会社 サイバーテクノロジー」という会社があるのですが、「常昇社」よ「サイバーテクノロジー」は運営方法や記載内容、IPアドレスといった情報から同一のグループと考えられています。
これらのグループサイトの運営の特徴としては、次々と独自に開発した投資法をアピールして情報力のアピールをしていますが、競艇を少しでもかじっている人から見れば当り前の事常識的な事ばかり。
普通の事に名前を勝手に付けている素人しか騙せない内容となっていましたので、実際のところ運営会社に情報力が備わっているとはあまり感じません。

グループサイトの中でも「舟帝」と最も近い競艇予想サイトを2サイト発見しました。
「舟帝」の住所と言えるIPアドレスの情報は「210.129.173.227」で全く同じIPアドレスを持っている競艇予想サイトは、同じグループ会社が運営する「競艇タイム」と「未来投資」でした。
「競艇タイム」と「未来投資」と未来投資は既に閉鎖してしまっている競艇予想サイトという事で、もしかするとこの2サイトの担当と同じなのかもしれません。

---

※追記：2018/07/28

「舟帝」はIPアドレスの情報が同じ「競艇タイム」、「未来投資」が、グループとして最も近しい競艇予想サイトと言いましたが、これ以外にも書いておかなければならない競艇予想サイトが浮かびました。
それが「エキサイトボート」(同じ系列)

「舟帝」と「エキサイトボート」に接点を感じたのは各サイトの表示を構成するソースです。百聞は一見にしかずという事でコチラをご覧下さい。

まずおかしいと思ったのが「舟帝」のソースに別サイトである「エキサイトボート」の事が書かれてあった事から始まり、「舟帝」と「エキサイトボート」のソースを比較してみた物がコチラです。
（左：舟帝　右：エキサイトボート）

「緊急追加テキスト」という部分に書かれてある文章が、完全に一致している事が分かります。
恐らく「エキサイトボート」と同じソースを元にしていて、サイトタイトルを「舟帝」に変更し忘れたのかもしれません。

さらに不可解な点があります。
文章は実際の画面では表示されないように設定されていますが、「エキサイトボートからメール配信されなくなったという問い合わせが多数きている。」という会員からのクレームらしき内容を事前に用意していて、まるでメール配信されなくなることを前提にして運営しているかのようにも見えます・・・

なにか意図を感じてなりませんが、なんにせよ突然メール配信されなくなる事が分かっている競艇予想サイトは使いたくありませんね。

---

「舟帝」の非会員ページを確認すると、非常に捏造行為が目立ちます。
まず既に「舟帝」を利用している会員から舟帝に向けた感謝の声が掲載されている内容がありますが、どれも非常に胡散臭い・・・
それぞれの会員が「舟帝」で得たお金で購入した商品や物件を紹介していますが明らかに自身のスマホやカメラで撮影した物ではなく、反則サイトで表示されるサンプル画像です。
どうせ、その辺のサイトから勝手に拝借してきたのでしょう・・・

さらに、吉祥寺のマンションを購入したという感謝の声で紹介されている室内の画像を調べると、なんと画像配布サイトで販売されている素材画像だと判明！

これもその辺からつまんで、ペタッと貼り付けただけでしょう。

はい嘘つき。

そして「舟帝」が高配当のレースを的中した過去の実績を動画と解説付きで紹介している内容が見られますが、ここには致命的な捏造が含まれていました！

紹介されているレースの日付「2018年5月31日」となっていますが、この日付の時点で「舟帝」はまだ存在していないはずなのです。
それを裏付ける証拠として「舟帝」の誕生日と言えるドメイン取得日に注目すると「2018年6月19日」で、この日から「舟帝」は存在しているという事になります。
それなのにそれより前の「2018年5月31日」の実績を紹介するのはどう見たって、誰が見たって矛盾している事は明らか！

バリバリの捏造パーリー！

やっぱり駄目サイト。

---

「舟帝」に登録する前に、新規会員を対象とし有料情報をお試しできるという「スーパーチャンス」がプレゼントされるとの事だったが、具体的な内容は特に語られず・・・
詳細は登録しないと見せないってことでしょうから、さっそく「舟帝」に登録しました。

会員登録する為の会員登録フォームにメールアドレスを入力して「舟帝」に登録すると会員ページが表示され「スーパーチャンス」の内容を探してみると、「舟帝」で唯一確認できた「舟帝トリック」という有料情報の詳細ページより明らかとなる。

「スーパーチャンス」というのは、新規会員を対象に通常10万円の情報を2万5000円で提供するというものでした。

しかし、管理人は思いました。
この手の大幅割引きは「舟帝」を運営する「株式会社 常昇社」で当り前にやっている手段じゃん・・・と

舟帝トリックという10万円の情報を2万5000円で買えるから、一見良心的なサポート内容のように感じますが、これはお得感を演出するだけの演技である可能性が高く、しかも「舟帝」のグループサイトが大幅に割引きをした時に限って当らないといった口コミが絶える事なく投稿されている現状をみると、この「舟帝」の「スーパーチャンス」も素直には喜べませんよね。

さらに「舟帝トリック」を購入しようとすると、提供内容が全く同じ3種のコースに分けて販売されていた事が不可解です。
3種の情報の内容が少しでも異なっているのなら分かりますが、どうしてこのような販売方法としているのでしょう？

3種に分けられた不可解な部分に「舟帝トリック」のトリックが隠れているのかもしれません。

会員ページにある、「舟帝」の会員から体験談が投稿されているページが存在しますが、この体験談にも捏造がありました。

「小生が御社に世話になってから3ヵ月」と書かれた体験談です。

3ヵ月？　それはおかしいｗｗ

だって、さっきも言ったように「舟帝」は「2018年6月19日」から存在していますし、現在が「2018年7月20日」という事から、まだ1ヵ月しか存在していない競艇予想サイトです。

「3ヵ月も世話になっている会員」がいる訳ないでしょう。

またしても捏造です。

どうしてこんなに捏造行為が多いのか？

そもそも「舟帝」の捏造の根源はコレにあります。→　記載内容全般がフィクション

この記載内容が「舟帝」が事実とは異なる情報を堂々と掲載することを可能にしている文言なのです！
「舟帝」に登録すると、この「記載内容全般がフィクション」という事に同意したとみなされるので、有料情報を購入して不的中になっても文句は言わせないという算段でしょうか？
この記載内容、タチが悪いのが普通読まないような場所に非常に小さな文字で書かれている点で、もっと大々的に公表していれば百歩譲って納得できますが、これはあまりに姑息なやり口と言えるでしょう。

もう一度言いますが「舟帝」の「記載内容全般がフィクションで構成されている」と告白している文面が見られるので、舟帝で稼ぐのはあまり現実的とはいえませんね。

---

「舟帝」のコンテンツを紹介

「舟帝」の有料コンテンツ
■舟帝トリック
・舟帝トリックA
提供レース数・・・1レース
目標の払戻金・・・60万円
情報料金・・・・・10万円 →(登録いただいてから8日間)2万5千円

・舟帝トリックB
提供レース数・・・1レース
目標の払戻金・・・60万円
情報料金・・・・・10万円 →(登録いただいてから8日間)2万5千円

・舟帝トリックC
提供レース数・・・1レース
目標の払戻金・・・60万円
情報料金・・・・・10万円 →(登録いただいてから8日間)2万5千円

---

「舟帝」を利用したことがある方は、感想、的中、回収率などの口コミをして頂けると幸いです。
どんな些細な事でも結構ですので、お待ちしております。